
山形県男女共同参画センター(チェリア)の館長に2021年4月1日より就任いたしました。昨年創立20周年を迎えたチェリアは、山形県における男女共同参画社会形成の拠点として、多くの老若男女が集い、学び、交流するための事業を展開してきました。
2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大により、チェリアフェスティバル中止等の影響がありました。一方、男女共同参画の多くの課題が顕在化し、性別による無意識の思い込み・偏見などの問題があらわになりました。依然続くコロナ禍の下、感染症対策を十分に講じながら、これらの課題の解決にむけた事業を推進することが必要となっています。オンライン等の新しい手法も活用しながら、講座や相談等を実施するとともに、「チェリア塾」修了生のネットワークやチェリア登録団体、市町村等との連携・協働をさらに強めることが今こそ大切です。
男女共同参画社会の形成と女性のエンパワーメントをめざして、県民の皆さまとともに歩んでいきたいと思います。ご協力、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
山形県男女共同参画センター 館長 伊藤 眞知子